今年の長崎くんちの踊町のひとつ栄町が 奉納する『阿蘭陀万歳』の踊り子らと、21日、結納を交わしました。

4年ぶりの開催となる今年の長崎くんちで栄町は、10年ぶりに『阿蘭陀万歳』を奉納します。




長崎くんちの “結納” とは、踊町が町外に住む人に出演を依頼する儀式です。
21日は、これまでの伝統に則り、出演をお願いする日本舞踊の花柳流の踊り子らと栄町の役員とで結納が交わされました。

栄町 森田健治 奉賛会長:
「今年はもう盛大に今までの3年分を見事に奉納できますように、みんなで努力して頑張りたいと思います」

阿蘭陀万歳の才蔵役は、高校3年生の花柳 千花寿郎さんです。
花柳 千花寿郎さん:
「本番では会場からどっと笑いが起きるような阿蘭陀万歳を奉納するために稽古を頑張っていきたいと思っています」

10月の諏訪の本舞台に向け、6月1日の小屋入りから踊り子らの本格的な稽古が始まります。