ウクライナでは反転攻勢に向けた動きが指摘される中、ロシア国防相が一方的に併合を宣言した南部の州の司令部を視察しました。

ウクライナ北部スーミ州の当局は19日、ロシア側によるドローン攻撃があり、3人が死亡したと明らかにしました。

また、ゼレンスキー大統領の出身地でもある中部クリヴィー・リフでは、攻撃により2人が負傷していて、各地でミサイルやドローンの攻撃が続いています。

こうした中、ロシアが一方的に併合を宣言している南部ザポリージャ州にロシアのショイグ国防相が訪れ、前線の司令部を視察しました。作戦の実施状況などの報告を受けたうえで、敵の計画を事前に察知し阻止するために偵察活動をすすめるよう指示したということです。

ウクライナ軍の反転攻勢に向けた動きが指摘される中、警戒を強めているものとみられます。