小学校での熱中症対策

5月17日(水)は熊本市で今年初めての真夏日となりました。

5月とは思えない暑さ、運動会シーズンを迎えている小学校での熱中症対策を取材しました。

4月、入学したばかりの1年生。

強い日差しが照り付けるなか頑張っているのは運動会の練習です。

先生呼びかけ「しっかりと帽子をかぶって。マスクはどうする?」

小学生「はずす」

先生呼びかけ「頭が痛くなったりしたときは、近くの先生に言いに来てください」

午前中から気温が上がった5月17日(水)の熊本市。
体操をする子どもたちにも汗がにじみます。

森明子 気象予報士「日が当たるグラウンドでは30℃を超えてきました。
子ども達への練習の説明は日陰で行われています」

日陰で休む時間を作るのも熱中症対策です。

また、20分に1度は水分補給の時間を確保していました。

小学生「おいしかった」

5月17日(水)の最高気温は、熊本市で30.1度。

今年初めての真夏日となり、山鹿市鹿北で31.7度、南小国町でも31.3度と真夏のような暑さとなりました。

暑さを少しでも和らげようとこの学校は、手作りのミストシャワーを設置しています。

運動会は10日後。来週も練習が続くため、学校は保護者にも子どもたちへの対策を呼び掛けました。

白山小学校 藤本敏広 校長「予想以上の暑さがきたので、正直戸惑っているところはありますが事故防止に努めたい」