生活スタイルの変化もあって量り売りの需要が増え、韮崎市には専門店もあります。

築100年以上の蔵を改修した『仲沢商店』です。

粉や乾物、パスタなどの食品類をはじめ、布ナプキンなどのコットン製品や日用雑貨を販売しています。

Q:どのように買えば良い?
仲沢商店 店主 仲沢果奈さん:
(お客さんは)持ってきた容器を使ってそのまま量る。好きなものを入れる。

量り売りは必要な量だけ購入するので、無駄なく使い切る面で環境にやさしい仕組みといえます。

パッケージもほとんどないので、プラスチックごみの削減にもつながります。

買い物客は:
自分で使いたい量は生活しているとわかるので、欲しい量だけ買えるのはすごくいい。

店主の仲沢さんはかつてアパレル業界で働いていましたが、大量に廃棄される生地などを目の当たりにし、ごみを減らす活動をしたいと、3年前量り売り専門店をオープンしました。

仲沢商店 仲沢果奈さん:
買い物をしてごみが出ない気持ち良さを実感すれば、(量り売りは)徐々に広がっていく。