「多世代交流館きらり」では、保育士に加え、助産師や保健士、家庭児童相談員らが常駐しています。

【利用者】
「多いときは週に3回は来ています」
「町外から引っ越してきたんですけど、前に住んでいたところよりもずっと(支援が)手厚い。子ども1人1人のこともスタッフの皆さんが分かってくれるし、町で子育てしてくれている」

こちらの母親は来月、第2子を出産予定だということです。
「助産師さんにもたくさん相談に乗ってもらったり、家にも訪問してくれて骨盤体操とか教えてもらえるのですごくありがたい」

【出雲崎町こども未来室 金泉修一室長】
「どこの町もそうなんですが『子どもがいないと町は存続できない』。持続可能な街づくりができないというのが基本にある。未来を担う子どもたちに投資をしていくことが重要になると思います」
出雲崎町では他にも様々な子育て支援を行っています。

一部を紹介すると、産後ケアや入学祝金。また、町外の大学や専門学校に通い、出雲崎に戻ってくると最大で100万円の奨学金が返還されるということです。このような取り組みで『住み続けられる街』を作っていきたいと考えているそうです。
また、今回紹介した「多世代交流館きらり」は町民以外も利用できるということです。