ジャニーズ事務所・創業者のジャニー喜多川氏をめぐる性被害の訴えについて。社長の藤島ジュリー景子氏が事務所の「見解」を発表するも、性加害の事実認定は避ける形となりました。このまま実態調査は行われないのか?TBS報道局の辻・社会部部長を交えて考えます。
ジャニーズ事務所 社長が謝罪も「言い切るのは容易ではない」
日比麻音子キャスター:
ジャニー喜多川氏を巡る性被害の訴えについて、5月14日の夜、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長は動画と文章において見解を明かしました。
動画で藤島社長は「被害を訴えている方々に対し、深く深くお詫び申し上げます」とコメント、そして文章では“様々な質問に答える”という形で見解を明かしました。

「被害を訴えてきた人たちとどう向き合う予定ですか」という質問に対して、「被害を訴える人に誠実に向き合わずして私たちに未来はない」としています。
そして、「告発は事実であるのか」という質問に対して、「問題がなかったとは一切思っていない」とした一方で、「認める認めない、このように言い切るのは容易ではない」ともしていました。