きょう(14日)午後5時すぎ、岡山県備前市のJR山陽本線で、走行中の列車に爆破予告があったとして、JRが列車の運転を一時ストップしました。この列車に乗っていた乗客は、吉永駅で全員降り、警察やJRが車両を点検しましたが、爆発物は見つかっていません。警察は威力業務妨害の疑いもあるとみて調べています。

JR西日本によりますと、午後5時すぎにお客様センターに「ツイッターで爆破予告の書き込みがあった」と連絡が入ったということです。これを受け、JRは対象の列車を吉永駅で止めて、乗客118人を全員降ろす対応をとりました。

JRによりますと、爆破予告の対象となった列車は117系S5編成で、きょうは団体列車として倉敷から新大阪に向けて走行していたということです。警察と消防が駆け付け、車両を確認しましたが、爆発物は見つかっておらず、けが人もいないということです。

この対応のため、JR山陽本線は上郡から和気の間で午後5時すぎから2時間近く運転をストップしたため、列車に運休や遅れが出ました。警察は、威力業務妨害の疑いもあるとみて調べています。