東芝の昨年度の1年間の決算は、ハードディスクの需要の落ち込みなどで純利益が35%減りました。

東芝が発表した去年4月から今年3月までのグループ決算によりますと、前の同じ時期と比べて▼売上高が0.7%増え、3兆3616億円でした。一方、▼本業の儲けを示す営業利益は30%減り1105億円で、2期ぶりの減益となったほか、▼純利益は35%マイナスの1265億円でした。大容量のハードディスクドライブの需要の落ち込みなどが響いたということです。

また、投資ファンドの日本産業パートナーズを中心とした国内連合による買収の受け入れについては、「企業価値をあげていく観点から、非上場化が非常に良い」として期待感を示しました。