AIを使った翻訳サービスを世界で展開する「DeepL」のCEOが自民党本部を訪れ、AIの活用について意見を交わしました。

自民党の会合に出席したのは、AIを使い、30以上の言語に対応した翻訳サービスを展開する「DeepL」のクテロフスキーCEOです。

DeepL クテロフスキーCEO
「AIのリスクを過大評価すべきではなく、一方で民主主義が危険にさらされないような意味のある規制を見つけることも重要です」

クテロフスキー氏は、「AIは、過去には想像もつかなかった方法で生活を変えていくだろう」と述べ、過度な規制ではなく、経済的な恩恵と安全面のバランスが重要だと強調しました。

自民党の平井デジタル社会推進本部長は、「テクノロジー自体に善も悪もなく、使い方だけの問題で、そこに知恵が問われている」と話しました。

会合後、クテロフスキー氏は来月には日本に拠点を置く方針も明らかにしました。