突破口は“右腕の角度”
自信になったというレース。彼女が注目したのは跳ぶ瞬間の右腕でした。
福部選手:
立ち上がりがやっぱり悪いな。(映像を見ながら)これよくない、はいダメ、ダメ。3台目あたりからいいですね。
ポイントは右腕の角度。

2台目までは腕が大きく広がっていますが、3台目以降は腕の振りが小さくまとまっています。
その分スムーズに次の動作に入れるためより加速しやすくなる。
このわずかな差に日本人初世界陸上ファイナリストへのヒントがあるのです。
福部選手:
短く、パッパッパッパッってやっていくっていうのがベストなのかな?
高橋キャスター:
それがやっぱり前半から体が慣れてできるようになってくるのが一番の理想?
福部選手:
そうですね。パパッていったら、それを10台しっかり続ければ、(12秒50を)切れるんじゃないかなと思います。
高橋キャスター:
今度はもう、世界陸上(ブダペスト)でWOW!な姿を見せてください!(笑)
福部選手:
WOW!(笑)
高橋キャスター・福部選手:
(笑)