フィジカルはパワーアップ!がしかし・・・

去年の冬から今年にかけてフィジカルは大幅にパワーアップ。去年の9月と比べると、全体的に1.5倍ほどに身体つきが大きくなった印象で、腕を見ても、太さが全く違います。

2022年9月(左)2023年3月(右)

ところが、思わぬ課題に直面しました。

福部選手:
フィジカルもついた。気づいたらスプリントもついてた。12秒50を切るためのハードルの技術っていうところもしっかり身についた。「三つとも全部じゃあここでくっつけてドーン」っていうところが「うえええええ!こんなに難しいんだ」っていう。もう泣きそうです。

強化したフィジカルと技術をどう噛み合わせるのか。試行錯誤の中、迎えた4月29日のグランプリシリーズ初戦。本調子ではない中で彼女は驚きのタイムをマークします。

高橋キャスター:
噛み合った感覚がないっていう中で、予選から12秒台(12秒95)っていうのは?

福部選手:
めちゃめちゃ自信になりました。びっくりしました。え!?って(笑)