■MLB エンゼルス 4ー5 アストロズ(日本時間11日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地のアストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。4打数1安打1本塁打2打点で打率は.293。8試合ぶり8号ホームランを放った。
前日(日本時間10日)に今季初黒星、3試合ぶりのノーヒットだった大谷は1回の第1打席、WBCドミニカ共和国代表だったアストロズ先発、C.ハビア(26)と対戦。通算13打数4安打で打率.308、2本塁打と相性の良い相手、ハビアはストライクゾーンを大きく使い、カウント3-2から最後は高め149キロのストレートに空振り三振に倒れた。
2-5とリードされた4回の第2打席、先頭打者で登場するとカウント0-1から146キロのストレートに詰まらされセンターフライに打ち取られた。
6回の第3打席、大谷はゆっくり打席で体勢を整えると打者のピッチクロック違反(打者は残り8秒までに打席で構えていなけれいけない)を取られ1ストライクがコールされた。この打席でもカウント2-2から高め150キロのストレートに空振り三振。ハビアの前に大谷だけではなくエンゼルスは1番・T.ウォード(29)、2番・M.トラウト(30)、3番・大谷の3人で6回までに9つのアウトのうち7個が三振と上位打線が抑えられた。
3点差を追う9回、先頭のトラウトがヒットで出塁すると大谷の第4打席、WBCアメリカ代表の抑えでもあったブレーブス・R.プレスリー(34)と対戦。1球目から強振したが自打球を当てて大きな声を挙げた。カウント0-2と追い込まれると前日、三振に打ち取られた132キロのカーブを完璧にすくい上げライトスタンドへ8試合ぶりの8号ホームラン。チームは1点差で敗れ、連敗となった。大谷は4打数1安打1本塁打2打点で打率は.293となった。