今回の5類移行を観光や商売に携わる人は、また救急搬送に携わった人はどう感じているのでしょうか。

さまざまな立場の人の声を聞きました。

「いいことじゃないですかお客さんも増えてるし。世の中がまわりよるちゅう感じですね」

歓迎の声の一方で・・・。

「ちょっとまだ早いんじゃないかなって。マスク外すことによって、感染もまだするんじゃないかなと思ったりしますね」

大学生からは、制限の多い生活からの解放を期待する声が聞かれました。

大学生「軽音サークルで(ライブで)マスクを付けて、換気もしてで大変でした」
「(大学に)入ってからすぐ、オンライン授業とか、行事とかも中止になったりしてて、でもだんだんそういうの始まってきて、よかったかなと思います」

大阪で造園業を営む人からは、景気を心配する声も聞かれました。

大阪から訪れた男性「国からの援助で金利のいらんお金とか借りた。それ(返済)で、多分、つぶれていく会社も今年の秋から多いんちゃうかなと思う。」

ことし、4年ぶりに従来の規模に近い形で実施された「しものせき海峡まつり」。

主催団体は今後地域の盛り上がりを期待し、活動していきたいといいます。

しものせき海峡まつり実行委員会 阿部隆昌実行委員長
「来年に向けてですね、しものせき海峡まつりもそうですけれども、この地元下関が活性化するように、いち地元の団体として頑張っていきたいと思っております」

旅館や飲食店は影響をまともに受け続けました。

来年、開業100年を迎える萩市の「萩の宿常茂恵」では客とのコミニュケーションが取りづらく、「最高のおもてなしができたか?」不安な日々だったと言います。

萩の宿常茂恵 フロント 藤田眞純さん
「お客様と距離を感じてしまったり顔の表情が見えにくい接客対応ですとお客様に素敵な気持ちを感じられないと思いますのでそこが苦しかったところでございます」

コロナ禍に1か月間休業しアフターコロナへ準備もしました。

藤田眞純さん
「新たにいくつかの和洋室をご用意いたしましたのでより幅広いお客様におこしいただけたらなと期待しています」