南島原市の女性が、4月末から3回にわたって電子マネー120万円分をだまし取られる事件が発生し、警察では、ニセ電話詐欺事件とみて捜査しています。

被害にあったのは、南島原市の50代のパート従業員の女性です。
警察によりますと4月27日から5月2日にかけて女性の携帯電話に、「ドコモ個人情報センター」と「内閣サイバーセキュリティセンター」の職員を名乗る男が「スノーというアプリの料金29万9600円が未納」「アップルに訴訟を起こされている」など嘘の電話をし、代金を請求。

これを信じた女性は、近くのコンビニエンスストアなどで3回にわたって購入した120万円分の電子マネーのID番号を犯人に伝え、その利用権をだまし取られたということです。

警察はニセ電話詐欺事件とみて捜査するとともに電話で金や電子マネーの話をされたら詐欺を疑い警察に相談するよう呼びかけています。