長崎県内では6日、ところによってまとまった雨となりました。
この影響でMR松浦鉄道では沿線で土砂崩れが発生し、佐々ー佐世保駅間で一時、運転を見合わせました。

九州北部地方は、前線の影響で大気の状態が不安定となっています。
五島市福江では、今朝1時間に47.0ミリ(~午前5:59)、長崎市の長浦岳で27.5ミリ(~午前8:47)の雨を観測するなど、ところによって激しい雨が降りました。

佐世保市では先月29日から120ミリを超える雨が降っており、MR松浦鉄道の山の田駅近くでは沿線の駐車場の擁壁が壊れ、土砂が線路近くに流れ込みました。

この復旧作業のため、佐々ー佐世保駅間では午前8時35分から午後4時頃まで列車の運転を見合わせました。

MR松浦鉄道 佐々運輸部 野中 慎治 工務課長:
「(うちの土地じゃなくて)他人様の土地なんで機械を持ってきて泥を上げるという作業を今準備されているのを待っているような状況ですね」

長崎県内はこのあとも大気の不安定な状態が続き、雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
7日は、海上を中心に北東の風が強まりそうです。