12日から長崎を訪問されている天皇ご一家を歓迎する提灯奉迎が、12日夜、長崎市で行われました。

提灯奉迎は、天皇ご一家の長崎訪問を歓迎しようと、地元の経済団体の代表らによる実行委員会が企画しました。長崎での開催は35年ぶりです。

県庁駐車場の屋上広場には市民が掲げたおよそ5500個の提灯の灯りが広がり、夜空を彩りました。また夜7時すぎには長崎港に花火も打ち上げられました。ご一家は宿泊先からお姿を見せ、提灯の灯りを左右に揺らされたり、笑顔で手を振って応えられました。

天皇陛下からは、
「提灯で迎えていただき、感謝・感激しております。稲佐山を背に長崎のまちが浮かび上がり、みなさんの提灯の灯りがとてもきれいに見え、そしてみなさんの万歳の声も本当によく聞こえて嬉しく思いました。こちらからも花火が美しく見えました。暑い日が続いておりますので皆様くれぐれもお身体をお大切になさってください。どうもありがとうございます」
というお言葉が伝えられました。

陛下は14日まで、長女の愛子さまは13日まで長崎に滞在されます。