遊具の対象年齢は目安…親が判断を

ーーまた遊具によっては対象年齢が示されているものもあります。取材に行った公園では滑り台に貼られていたものには、6歳~12歳用ですと書かれていました。こうしたものも含めてどのような点に気をつければいいでしょうか?
「対象年齢はあくまで目安です。自分の子どもは1人で本当に遊べるのか、親の付き添いが必要かなど、親がちゃんと判断してください。うちの子は当てはまってるんだけど、どうなのかなと。6歳になったばかりなのかもうじき7歳なのかによっても全然違います。発達段階がそれぞれ違う点を一番よく理解しているのは親御さんだと思うので、ぜひそこは見てあげてほしいです」
混雑場所での迷子「事前にはぐれた際の約束」「SOSカード」の有効活用を

ーーゴールデンウィークは混雑した場所で気をつけたいのが「迷子」です。手をしっかりと繋いで離さないということも大切ですが、『事前に約束をしておくこと』例えばはぐれたときの集合場所を決めるとか困ったときに話しかける時は、お店の人や何人かのグループの人に話してねと、こういった声掛けをすることも有効ですよということです。『すいません迷子になったんです』ということを自分で言えるように約束事をしておくということです。そして用意しておくと安心なのがこの『SOSカード』というものなんだそうです。宮田さんこのカードはどういうものですか?
「例えば学校に行っている子どもだったら名札の裏側に書いているものもあります。幼児だったら服の裏側につけておいて見せるだけにするということにする。やはり迷子になって、『パニック』なると、子どもは自分の状況をなかなかうまく説明できませんので、お店に入った方がいいけど、誰にどうすればいいかがわかりません。困った時にこれをみせなさいと、この裏には園や小学校など連絡先を書いておけばもしかしたら(連絡などを)やってくれるかもしれないという方法です」
(2023年5月3日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)














