『フード付き』『ヒラヒラのスカート』『サンダル』は避けるべき

ーー子どもの服装や持ち物で何か気をつけることはあるのかを聞きました。すると、服装は、「フード付きの洋服」、「ロングスカート」、「サンダル」などは避けた方がいいとのことで、持ち物は、「水筒」「防犯ブザー」「鍵」「携帯電話」など、首から下げているようなものは、遊ぶときは外してくださいとのことです。
ですから服装、持ち物に関してもやっぱり保護者がちゃんと選んであげるっていうことが必要なんですね?
「フード付きだとどこかに引っかかったり、ロングスカートは”ヒラヒラ”しているので、引っかかると、ミニスカートでもチュールが広がっているようなスカートなんかもやっぱり心配ですね。それから反対にピチピチのスキニーみたいなズボンだと、いざというときに動きにくいということがあります。サンダルも脱げたりして良くないとい。足首のところが自由にならない固定しているような靴もいざというとき自分を支えたりしにくいので、できれば履かない方がいいですね。遊びに行くときはかわいいよりも機能的。ヒラヒラふわふわに注意してもらいたいです」
ーー持ち物で言うと、首にかけるものは要注意ってことになるということですか?「物をなくさないように首にかけますけれども、季節的に熱中症が気になって水筒持っていくのはすごく大事なことです。一方で、つまずいて転んだときにみぞおちの所でぐっと押されてっていうようなことがあったり紐が首をつるような状態になるのがとても危険です」
躊躇われる他人の子どもへの危険行為の注意”お手伝いのスタンス”での声掛けで緩和
ーーよそのお子さんに何か危ないと感じた時にどのように言ってあげるのがいいのかというのがいつも気になるんですが?
「2.3歳になると子どもは他の子どもたちの真似をして『あんなふうに遊べるんだ』という風に真似をしようとしますから、やはり危ない行動をしているとそれを真似されると危険になってしまうので、他の子のことでもぜひ注意、直していけるような声を上げてもらいたいなと思います。一方で声を掛けるのは難しいんですが、いいやり方とすれば、例えば滑り台から降りた所で遊んでいる子がいたら危険ですので、お子さんの親御さんに『お子さん怪我するといけないから、私今手がついているので、ちょっと声かけてきましょうか』あくまでもお手伝いしましょうかというスタンスで呼びかけると、いいと思いますね」














