5月5日の子どもの日を前に、石川県珠洲市の大谷川では大勢の親子連れなどが訪れ、「鯉のぼりの川渡し」を楽しんでいます。

珠洲市大谷地区では地元住民が毎年、子どもの日に合わせて大谷川に鯉のぼりを飾る「川渡し」を行っていて、色とりどりの350匹の鯉のぼりが優雅に空を舞う姿が楽しめます。

350匹の川渡し

川の上にロープを通して鯉のぼりを飾る「川渡し」は、およそ40年前にはじまったもので、各家庭で使わなくなった鯉のぼりが寄付されるなどして、およそ350匹の鯉のぼりが空を泳ぎ続けています。

川の水面に鯉のぼりが写りこむなど、晴天に恵まれた4日は訪れた人たちが、気持ちよさそうに空を泳ぐ鯉のぼりを写真におさめるなどして楽しんでいました。

鯉のぼり犬も?

珠洲市大谷町の「鯉のぼり川渡し」は5月10日頃まで行われる予定です。