特集は去年(2022年)の全国高校駅伝で女子の長野県勢として初優勝を果たした長野東高校の女子駅伝チームです。
期待の新1年生が加わり、次なる目標に向かって始動した新チームを取材しました。


長野市、犀川の河川敷。
長野東高校陸上部女子駅伝チームは、日々、ここでトレーニングを行います。

道はほうきで掃いて整備し、草も全員で取ります。
練習は毎日、朝5時と夕方5時からの2回で、1日15キロ以上を走ります。

2022年12月の全国高校駅伝・通称「都大路(みやこおおじ)」。
最終5区、長野東は、トップと13秒差の2位でタスキを受けます。
アンカーでエースの村岡美玖(むらおか・みく)選手は残り2・5キロで仙台育英をとらえ、逆転。
入賞8校中、7校を私立が占める中、メンバー全員が長野県内出身の公立高校が県勢初の優勝を果たしたのです。

周囲の期待が高まる中で始動した今年のチーム。
新キャプテンを任されたのは3年の名和夏乃子(なわ・かのこ)選手です。

■名和夏乃子主将
「練習では一番明るい声を出して 盛り上げる意識を持って行っています」

去年の都大路では、エースが揃う1区を走り先頭集団に食い込んだ実力を持つ名和選手。
今年に入ってからは20歳以下のクロスカントリーの全国大会で優勝するなど力を伸ばしています。

■名和主将
「いろいろな人から優勝した高校と見られることが多くて キャプテンとしてチームの目標を達成させるために 動いていかなければいけないと感じています」















