マンガのキャラクターに地域活性化を託します。岡山を舞台にしたマンガ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」に登場する、主役ではないキャラクターが町のインフルエンサーに任命されました。

「基玲奈様、あなたを『和気町公式インフルエンサー』に任命します」
マンガのキャラクターが町の公式インフルエンサーに就任です。人気マンガ「推しが武道館いってくれた死ぬ」いわゆる「推し武道」に登場する「基玲奈(もとい・れな)」さんです。

「推し武道」は、倉敷市出身の平尾アウリさんによる、岡山で活動する地下アイドルを応援する人々を描いたマンガで、作中で基玲奈さんは脇役ではあるものの、和気町出身のインフルエンサーとして登場しています。

今回の任命について和気町は「基玲奈さんのインフルエンサーとしての力にあやかり、町の魅力を発信していこう」と企画したもので、今後、基さんは東京で鉄道広告や街頭ビジョンで和気町をPRするほか、ふるさと納税で返礼品のパッケージに登場するなど多岐にわたり活動するということです。

(太田啓補 和気町長)
「基玲奈さん!今後とも和気町のことよろしくお願いしますね」
ーちょっと恥ずかしいのでは?
「少しちょっと違和感がありますね。恥ずかしいですね。人口減少を止まらせるいうことで、(基玲奈さんのインフルエンサーとしての力で)和気町の魅力を全国に発信していただくということに尽きると思います」

和気町では、5月12日に「推し武道」とコラボした町のファンクラブ設立も予定していて、登録者には和気町オリジナルの会員証が贈られるということです。