11月1日は各地で注意・警戒を

気象庁は、北日本ではあす(11月1日)は暴風、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、北海道地方では高潮による低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけています。

また、西日本から北日本では、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意するよう呼びかけています。

北日本は大荒れの天気に

[気象概況]
紀伊半島付近の前線を伴った低気圧が、あす(11月1日)にかけて急速に発達しながら、本州の太平洋側を通って、1日夜には千島近海へ達する見込みです。

低気圧や前線に向かって流れ込む、暖かく湿った空気とこの時期としては強い上空の寒気の影響で、西日本から北日本では1日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

また、急速に発達する低気圧の影響で1日は北日本では大荒れや大しけとなり、北海道地方では潮位が高くなる所があるでしょう。

その後2日から3日にかけては、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むため、北日本から西日本の日本海側を中心に天気が急変するなど、大気の不安定な状態が続くおそれがあります。