「活躍したければ活躍できる」ライフステージにあった働き方

導入に踏み切ったわけについて、会社は・・・

ビースタイルHD広報担当 兒玉有希さん
「働きやすさだけではなく、同時に働きがいだったりだとか、思いきり働けるような環境を作りたいといった思いを持った中で、時短勤務や時差出勤だけではなく、仕事の合間で中抜けができるような自由に働けるような制度がもう一つあってもいいのではないかということで新しく制度化いたしました」

導入してからまだ1か月経っていないため、400人程いるグループ社員のうち現在利用しているのは10人弱と少ないですが、今後はさらに増えると予想しています。

兒玉さん
活躍したければ活躍できるといった環境を作っていくことが非常に重要なのかなと思っておりますので、そういったときに選択肢を増やしておくということが会社として社員のためにやれることなのかなと。会社としては必ずしもことは使い続けてほしいということではなくって、様々な制度をライフステージに合わせて使いこなしていただけるとすごくいいのかなと思っています」

取材を終えて

「働きたいのに働けないのがつらかった」岩﨑さんの口から出たこんな言葉が印象的でした。私自身は社会人2年目を迎えたばかりで、今後何かあっても仕事は続けたいと考えています。ただ、冒頭の調査のように、世のなかには「仕事を続けたかったけど諦めた」人たちが未だ一定数いるのも事実です。

もちろん、出産に限らず病気や介護などの理由でこれまで通りに働けなくなる可能性は誰しもあります。ライフステージにあった多様な働き方の選択肢が用意される社会が実現することを望んでいます。