冬の間通行止めとなっていた岩手県八幡平市の観光道路、八幡平樹海ラインが28日開通し本格的な春の観光シーズンを迎えました。
28日には松川ゲートで関係者およそ20人がテープカットを行い、開通を祝いました。八幡平市観光協会の田村正彦会長は「樹海ラインを訪れて八幡平の自然を楽しんでもらいたい」とあいさつしました。そして午前9時45分ごろに通行止めが解除され待ちわびた車が次々とゲートを通っていきました。樹海ラインは八幡平市の松川温泉から秋田県側の一部を含む延長17.1キロの観光道路です。雪の回廊の最大の高さは6.3メートルで、過去5年の平均より2メートル低いということです。八幡平市では樹海ラインとすでに開通しているアスピーテラインと合わせて来月上旬まで雪の回廊が楽しめます。