【試合後 大谷選手】
Q.サイクル安打まで本塁打を残すだけ。8回の最終打席はどれくらい頭にあったか
「(バットの)先だったのでいったとは思わなかったですけど、一、二塁だったので本塁打というよりはしっかり安打を打ちたいなと思っていました」
Q.3回終了後、4回のマウンドに上がるまでの時間が短かったが投球に影響は
「それはないかなと思うんですけど、ちょっと守りに入ってしまったというか、勝たなければいけない、抑えなければいけないっていう。攻めの気持ちが少し足りなかったかなと思います」
Q.4回の5失点はメカニック(投球フォーム)の問題か。どういう風に立て直したのか
「同点の段階だったので、今日、一番良かったのは、あそこから2回しっかり抑えれたっていうのが、結果的に6回までしっかり投げられたのが良かった所かなと思います」
Q.調子が悪くても挽回できる。投手として進化していると感じるか
「正直、今日はブルペンの段階では、今季一番、調子は良かったんじゃないかなと思うので、ほんとに4回だけ。逆に言えば、それ以降、また立て直せたっていうのが、良かったところではあるので、今後もまたそういうのもありますし、いい経験になったかなと思います」
Q.立て直せた要因、気持ちの切り替えは
「まだ5‐5だったので、本当にこっから、もう1回スタートというか。5点取ってもらって、5点取られて申し訳ない気持ちはもちろんありますけど、オフェンスに参加している1人として、もう1回、試合を立て直したいなという気持ちでしたね」
Q.心が乱れているように見えた。
「心の乱れはないですかね。投げる動作的なことはあるでしょうけど、そこまでランナーを背負って、スライドステップ(クイックモーション)で投げてないところで、多少バランスというか、タイミングだったりとか、探り探りになってしまったっていうのは、メンタル的な部分よりか、技術的な部分だと思います」
【試合後 ネビン監督会見】
Q.大谷あと1本でサイクル
「確かに頭をよぎったね。みんなそう思っただろう。勝ち投手になってサイクルヒットを打った選手なんてベースボール・リファレンス(野球の資料)を見ても誰もいないだろう。(笑)」
Q.大谷の4回の投球について
「球場全体も何が起こったんだという雰囲気だった。ベンチも元気なくどうしたんだって雰囲気だった。ショー(大谷)も人間、失点する時だってある。『ここからが勝負だ。さぁ、行くぞ』って言ったんだ。ストライクを投げなければいけない中でメジャーリーガーがスイングすればヒットにもなる。たまたま4回に、ああなっただけだ」