多くの人たちに見送られる広瀬知事。大分を支える次の世代に向けてエールを残し、5期20年にわたった広瀬県政が幕を閉じました。

(広瀬知事)「きょうをもって去りますけど県の行政にゴールはありません」

任期最後の日を迎えた27日、県庁で行われた事務の引き継ぎ式。広瀬知事は佐藤樹一郎新知事に県政で推進してきた取り組み内容や事業に対する考え方をまとめた資料を手渡しました。

(広瀬知事)「引き継ぎをすることができまして、今ほっと安堵しているところです。県民に選んでいただいたことを重く受け止めてもらって存分に仕事をやってもらいたい」

退任式を終えて、県庁をあとにする広瀬知事を待っていたのは万雷の拍手でした。県の職員やOBをはじめおよそ1000人に見送られながら5期20年に及ぶ広瀬県政が幕を閉じました。