■MLB カブス 3ー5 パドレス(日本時間27日、リグリー・フィールド)
カブス・鈴木誠也(28)が本拠地でのパドレス戦に「4番・ライト」で先発出場、4打数1安打で2試合ぶりのヒットをマークした。
気温5℃と肌寒いシカゴ。鈴木は2回の第1打席、パドレス先発はM.ワカ(31)、カウント0-1からシンカー、カットボールと左右に変化するボールをファウルすると4球目は内角低めに131キロのチェンジアップ。縦の変化で攻められ空振り三振に倒れた。
0-2と2点を追う4回、2死走者なしで迎えた第2打席、カウント1-1から真ん中低めのチェンジアップをフルスイング、バットの先に当たりセンターへ。パドレスのセンター・J.アゾカー(26)は鈴木のスイングを見て一度はバックしたが慌てて前進、あと一歩及ばずセンター前へ2試合ぶりのヒットとなった。このヒットが起点となり続く5番・T.マンシーニ(31)がレフトへ同点2ランを放った。
6回、第3打席は元日本ハム、ソフトバンクに所属していたパドレス2人目、N.マルティネス(32)と対戦。NPB時代は2018年に対戦し3打数2安打と相性の良い投手。カウント3-2から外角低め150キロのシンカーを打ったがファースト正面のゴロに倒れた。
3-4と1点を追う8回、1死一塁で第4打席、カウント3-2から149キロのシンカーを鋭い当たりでセンター方向へ弾き返したがWBC韓国代表だったパドレスのセカンド・キム ハソン(27)がダイビングキャッチ。バックハンドトスで1塁走者が2塁でアウトになった。前日に続きまたも相手のスーパープレーでヒットを阻まれた。鈴木は4打数1安打で2試合ぶりのヒットをマークした。