■MLB ツインズ 6ー12 ヤンキース(日本時間27日、ターゲット・フィールド)

ツインズ・前田健太(35)が本拠地のヤンキース戦で先発した。前田は4回0/3、72球を投げ被安打11、奪三振2、四死球2、失点10、メジャー自己ワーストの10失点で復帰初勝利とはいかなかった。

日本時間21日のレッドソックス戦で打球を左足に直撃し降板した前田、中5日で登板、1回、ヤンキースの1番A.ボルビー(21)をスプリットで空振り三振、迎えるはこの日、32歳の誕生日を迎えた2番・A.ジャッジ。前田は4球連続でスプリットを投げカウント2-2と追い込んだが5球目のスライダーをレフト線へ運ばれ2ベースを許した。それでも後続を抑え無失点に切り抜けた。

2回、2ベースヒットとエラーで無死三塁のピンチを招くと6番・W.カルフーン(28)にタイムリー内野安打で1点を失った。さらに7番・I.カイナー=ファレファ(28)には1塁側へセーフティーバント、前田も懸命にダイビングキャッチを試みたが届かず内野安打。さらに四球で1死満塁のピンチを招くと2番・ジャッジにはスプリットをレフトに弾き返され走者一掃の3点タイムリー2ベース。前田はこの回5点を失った。

4回、先頭打者にヒットを許すと9番・O.カブレラ(24)が三塁線へセーフティーバント、前田が素早い反応で処理したが1塁へ悪送球。自らのミスでピンチを広げると1番・ボルビーに2点タイムリー2ベース、さらに3番・リゾー(33)にも2点タイムリー2ベースを浴びこの回4失点。4番・ラメイヒュー(34)に1球を投げたところで自らタイムを取った。トレーナーがマウンドに向かうとそのまま降板となった。

前田は4回0/3、72球を投げ被安打11、奪三振2、四死球2、失点10、メジャー自己ワーストとなる10失点で復帰初勝利とはいかなかった。