鳥取県三朝町の三朝温泉にある大手リゾート会社が運営する旅館・斉木別館が、プレミアムタイプホテルとしてリニューアルされ、25日、内覧会が開かれました。
コロナの影響が収まりつつある中、本格的な観光需要の拡大に期待がかかります。

山陰を代表する温泉地・三朝。
斉木別館は、明治の初めにできた旅館の流れをくむ老舗で、2007年からは全国で30もの旅館ホテルを経営する「湯快リゾート」が運営しています。

今回のリニューアルで斉木別館は、湯快リゾートの中でもワンランク上、中国地方初のプレミアムタイプとなりました。

記者 日野彰紀
「今回のリニューアルの中心となるのが食事。プレミアムバイキングと言って、おいしそうな料理が和洋中華ズラリと並んでいます」

これまでの会席料理から趣を変え、若い人にも人気のバイキングに。

しかも並ぶのは、ローストビーフ、大山どりの炭火焼、お寿司に刺身、飲茶と豪華食材が盛りだくさん。デザートも充実した食べ放題です。

記者 日野彰紀
「すごく柔らかくてお肉の旨味が口の中に広がります。ほかにも目移りしそうな料理がたくさんですよ」

湯快リゾートプレミアム斉木別館 古田素乃絵支配人
「ぜい沢に厚切りされたローストビーフや海鮮蒸し、大山どりを使った炭火焼などご用意しております」

大きな湯舟に露天風呂と、これまでも充実していた風呂には、新たにサウナも作られました。

そして、ゆったりと過ごせる岩盤浴に、ロビーには珍しいセラミック足湯もお目見えです。

部屋のベッドにはエアウィーブのマットレスを設え、新たに露天風呂付の客室も用意しました。

湯快リゾートプレミアム斉木別館 古田素乃絵支配人
「地元の方ももちろんですけど、幅広いファミリー層の方に、小さいお子様から老若男女の方に楽しんで頂けると思います」

コロナ禍の中で客足が遠のき苦境が続いた観光業界。
湯快リゾートは敢えてリニューアルの投資を選択し、需要の拡大へと打って出ました。

斉木別館は、26日リニューアルオープンです。