万人に向けてこれを読んでほしい…と言える漫画ではない
ーーープルシュカについて伺いたいのですが、読んだときに『プルシュカ死んじゃうんだ!』と思ったんですけど…
「あ~、あれ死んでんのかな?」
ーーーあれってどうなんですかね?白笛になって、あれは死んでいるのか、生きているのか?
「いや~、生物的には死んでいると言っても差し支えないのではないでしょうか。ものを食べるとか生物の原則からいったら結構外れている状態なので…ただ、じゃあ死んでいるのかと言ったらそうでもない気もするんですよね」

ーーー最新巻では、リコの睡眠の中で、記憶なのか何なのかちょっと定かではないですけど、あの中では会話がされているということで、その辺りは考察のポイントになるかと思うのですが?
「そうですね、あの辺も、一体何なのというところは、おいおい描かれていくのではないでしょうか?(笑)」
ーーー鳥取県内でも「メイドインアビス」にさらに注目が集まってくると感じています。最後に山陰の皆さんに一言メッセージをいただけないでしょうか。
「はい、どうしても万人に向けてこれを読んでほしい…と言える漫画ではないです。人を選ぶ漫画だとは重々承知しています。もし良かったら3巻まで。マンガ読むのしんどいなと思ったらアニメーションのシーズン1を一通り、これのどっちか見ていただければ、合うか合わないかはすぐ分かると思うので、ぜひお試しくださいませ」
深くはまりすぎると、読者たちも抜け出せなくなるほど魅力あふれる、まんが王国とっとり賞「メイドインアビス」。物語の展開から目が離せません。
© 2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会
©つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「深き魂の黎明」製作委員会
©つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会
©つくしあきひと/竹書房