元タカラジェンヌや元アナウンサーと選挙戦 投票率もアップ!

良原キャスター:
今回の市長選は、決して楽な選挙ではなかったようです。

今回の市長選の候補者は、全部で4人。
高島氏の他に、▼現職の市長(53)▼元タカラジェンヌ(55)▼元アナウンサー(65)と、名前と顔がよく知られた方が出ていました。

最初は高島氏について「若すぎる」「経験がない」という声もあったということで、苦戦していたそうなんですが…選挙事務所のスタッフによると「活動を積み重ねるごとに、足を止めてくれる有権者が増えた。年配の方からも、“若い人が支えていくべき”との声が上がっていた」ということで、徐々に手応えを掴んできたということです。

そして選挙が注目されたことで投票率も上がりました。▼55.1%と、前回の市長選と比べて6.42%も上がっています

実際、どんな政策が共感されたのでしょうか?

高島氏に投票した40代女性
「今年のお正月に見たとき、若いし誰だろう?と思った。しかし、一生懸命市民と話す姿は、他の候補者にはない“熱量”があり印象的だった」

女性やママ友は、教育・子育て政策に期待をしているとのこと。

“できた!”と、達成感を持てる教育を実現したい

良原キャスター:
子育て政策、教育政策には、どんなものを掲げているのか?自身のSNSで語っています。

高島氏のTikTokより
令和の時代には、令和の教育を! 算数が得意な子には、少し難しめの問題を」
「算数が苦手なあなたには、少し基礎にかえって解きやすい問題を。一人ひとりが、ちょっと難しいけど、でも『できた!』と達成感を持っていただける教育を実現したいんです」
「これはもうできるんです!!AIのチカラ、いろんな技術を使えば、もうできることなんです。学校の先生方の働き方改革、これをベースにしながら、個別最適化。人ひとりに合った学校の教育、実現してまいります」

具体的な政策として…

▼分野横断型の教育の導入(科学・芸術・数学など)
→自分の興味関心に基づき探求する力と、想像力を育てていくとのこと。特に英語やプログラミングに力を入れたいということでした。

▼生徒と一緒に校則を見直し
→ルールを自分たちの手で変えていくことができると実感できるような学びの場を作っていきたいということです。