兵庫県・芦屋市に史上最年少市長が誕生しました。高島崚輔氏(26)は名門・灘高校からハーバード大卒業とその経歴はまさにエリート。
しかし、選挙活動中には「若すぎる」などの声も…。劣勢に立たされる中で訴えたのは“対話中心”の市政でした。今後の課題についても解説します。

在学中にNPOの理事長に就任 休学して世界を巡る

良原安美キャスター:
史上最年少で当選を果たしたのは、兵庫県芦屋市の高島崚輔氏(26)。

26歳という若さもさることながら、東大を経て、ハーバード大学卒業という華麗な経歴も注目されています。

芦屋市長に初当選 高島崚輔氏
「誰よりも市民の声を聞いて、誰よりも芦屋のことを考えて、そして何より誰よりも前向きに進んでいきたいと思っています」

高島氏は26歳。名門灘中学高校を卒業し、2015年に東京大学に入学。
その後、アメリカのハーバード大学に入学。

翌2016年には、NPO法人留学フェローシップの理事長に就任します。
入学から7年後の2022年に、ハーバード大学を卒業。

大学時代には休学して世界中の街を見て、まちづくりを学んだり、芦屋市役所でインターンシップをしたりという経歴も持っています。

学生時代は生徒会長、そしてラグビー部を経験しています。

自身のTikTokなどSNSで動画を発信していて、3兄弟そろってディベートをするなど、本人のパーソナルな情報が分かるものになっています。

ホラン千秋キャスター:
1人で達成するにはとてもじゃないけれども、華麗すぎて!

同級生が語る!学生時代の高島氏に女性の影は…

松田丈志 元競泳日本代表:
すごいキャリアがいっぱい詰まってますね。そもそも26歳で、市民のために、市政に挑戦すること自体がすごい。僕なんか26歳のころは水泳のことしか考えてなかった。それだけでも本当すごい。
日本で一番難しいと言われる大学に入って、世界でも一番難しい大学に入って、卒業しているわけですから。そのハイスペックでどんなチャレンジしてくれるのか、本当に楽しみです。

良原キャスター:
ハーバード大学時代の同級生にお話を伺いました。

「立ち上げたNPO法人“留学フェローシップ”は、高校生の間では有名。行動力、そして仲間を巻き込んでのチーム作りは政治家としてぴったり」

ちなみに…「真面目すぎて女性の影が見えない」というお話も伺いました。