“部分休暇” “中抜け”認める 多様な時短勤務
日比キャスター:
相模原市が4月から導入している取り組みを紹介します。

1日に最大2時間取れるという“部分休暇”。小学1~6年の子どもを持つ職員が対象です。
実際に20人以上が利用していて、送り迎えに2時間だけお休みをするなども可能です。市の担当者は「子育てしながらも働きやすい環境となるよう環境整備に努めていく」としています。
さらには、こんな取り組みも。

人材サービス事業の「ビースタイルグループ」では、子育て中もフルタイムと同等の給料がもらえるというシステムを適用。
『“中抜け”できれば、フルタイムと同等に働けるのに…』という声に応えて、朝は会社で働いて、夕方の送り迎えや食事を作らなきゃいけないところだけ“中抜け”をして、残りは在宅でテレワーク。
このようなシステムを導入したところ、時短勤務を使った場合よりも、年収が1.3~1.5倍になったということです。
コロナ禍の経験を経て、テレワークはかなり進んできていますから、これからも活用できますよね。
松田丈志 元競泳日本代表:
子どもが帰ってきたり、ご飯を作らなきゃいけなかったり、そこだけフォローできれば仕事はまだできると思う。子育てがあるからキャリアを諦める、という人が少しでも減るといいなと思います。














