21日(日本時間)は5人の日本人選手が試合に出場した。

エンゼルス・大谷翔平(28)は4試合連続の「2番・指名打者」でスタメン出場。敵地で行われたヤンキース3連戦の最終試合は、3打数無安打に終わった。19日は第1打席に本塁打を放ったが、その後快音はなく、これで12打席連続無安打。22日は本拠地でのロイヤルズ戦に“二刀流”で先発予定で、今季5度目のマウンドに上がる。

メッツの千賀滉大(30)は敵地でのジャイアンツ戦に登板。4回に5点のリードをもらったが、5回に2本の本塁打を浴びるなど4失点。苦しみながらも、味方の援護を受け、ナショナルリーグトップタイの3勝目を挙げた。これで千賀はデビュー戦からの無傷の3連勝となった。

今季初勝利を目指したツインズ前田健太(35)はレッドソックス戦に登板し、吉田正尚(29)と初対決。「4番・左翼」でスタメン出場した吉田との第1打席は右直に打ち取り、最初の日本人対決は前田に軍配があがった。ところが2回、2死一塁で8番、J.デュラン(26)の打球が前田の左足首を直撃。自らアウトにしたあと倒れ込み、苦悶の表情を浮かべた。前田は2回1失点で降板となり、3敗目を喫した。球団はその後、左足首の「打撲」と発表した。

吉田は第2打席にツインズ2人目のE.パガーン(31) からセンター前へ適時打。11日のレイズ戦以来、22打席ぶりの安打をマークした。

前日は左脇腹痛から復帰後、初の完全休養となったカブス・鈴木誠也(28)がドジャース戦に「4番・右翼」で出場。18日の第5打席から6打席連続出塁中の鈴木は、第1打席で三ゴロに倒れ、連続出塁が6でストップした。第2打席はドジャース先発のM.グローブ(26)のスライダーを鋭くセンター前にはじき返し、3試合連続安打をマーク。鈴木は3打数1安打1四球、打率は.348とした。

【日本人選手成績】
■ヤンキース 9-3 エンゼルス
大谷翔平 3打数 無安打 1四球 打率.269

■レッドソックス 11-5 ツインズ
前田健太 2回28球 被本塁打1 与四球1 失点1
吉田正尚 5打数 2安打 2打点 1得点 打率.189

■メッツ 9-4 ジャイアンツ
千賀滉大 5回85球 被安打5 被本塁打2 奪三振4 与四球4

■カブス 2‐6 ドジャース
鈴木誠也 3打数1安打1四球 打率.348