青森県八戸市の蕪島でウミネコが例年よりも早く産卵シーズンを迎えています。

ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島に今年も3万羽から4万羽のウミネコが飛来していていて、産卵シーズンを迎えています。ウミネコの保護監視員によりますと、4月11日の夜に今年初めての卵を確認したということで、去年よりも5日早いということです。現在は50個ほどの卵が巣に産み落とされていて、島のいたるところで卵を温める親鳥の姿が見られます。

※長野から来た観光客は
「なかなかない場所ですごくいいと思います」
※地元の方は
「特別です。ちっちゃい時からウミネコ見てるから。平和です」
※ウミネコ保護監視員 高橋瞭さん
「卵をかかえていて気性が荒い…ちょっかいを出さなければ大丈夫だと思います。(ウミネコが)これからも増えるように見守っていきたいですね」

ウミネコの産卵は4月末にかけてピークとなる見込みで、早ければ5月中旬にもひなが誕生するとみられています。