午後3時のラジオ体操が職員の日課となっている新潟県関川村役場に伺いました。

体操終わりの総務課長に挨拶をすると…
【関川村総務課 野本誠課長】
「2月から、課長以上は年間100枚を公費負担でいただいております」

関川村では、2023年1月まで「名刺は自費負担」が原則でしたが、2月から課長職以上に対しては「一部が公費負担」になったそうです。

その背景には村長のある“方針”がありました。
【関川村総務課 野本誠課長】
「いろいろな企業と“つながりを持とう”という村長の方針の中で、どうしても名刺交換が必要になってきた。主に課長以上が対応しますので、その場合の名刺代を、限定的に一部公費負担でもいいんじゃないかという話になりまして」

【関川村地域政策課 大島祐治課長】
「これまで100枚を優に超える名刺を印刷していました。少しでも作っていただけるというので、私としては助かっています」

現在、職員およそ110人中で課長職以上は20人ほど。
今後も公費負担の裾野を広げるかどうかは未定ということですが、職員にとっては嬉しい変化だったようです。

自費や公費など、さまざまな考え方がある自治体職員の名刺負担の在り方について、皆さんはどのように感じましたか?