【春の熱中症 セルフチェックシート】※草花クリニック 下村暁医師 監修
□ 指先を押した後、色が戻るのに2秒以上
□ 口の中が乾燥している
□ 手足が冷たい
□ 汗っかきである
□ 急須で入れた緑茶やコーヒー・紅茶を主に飲む
□ 下痢をよくする
□ いつも朝ご飯を食べない
□ 高血圧・糖尿病・心疾患など持病
□ 運動習慣がない
□ 肥満傾向である

井上貴博キャスター:
「コーヒーを飲む」がセルフチェックシートに入っているのが意外でした。
南波キャスター:
急須で入れた緑茶やコーヒー、紅茶は、カフェインが多く入ってるので、体に必要な水分も利尿作用で外に出てしまう可能性がある。だから汗や水分がポイントになってきます。
また朝ご飯は体温調節に欠かせません。汗は血液中の水分と塩分から作られるので、食事抜きの状態だと汗をかきにくくなるそうです。汗をかきにくいので体の中に熱がこもりやすくなってしまい、熱中症になるリスクが上がりかねないということです。
井上キャスター:
これ、何個以上でどうだというのは言えるんですか?
南波キャスター:
セルフチェックシート「熱中症危険度」というものがあります。
【春の熱中症 セルフチェックシート「熱中症危険度」】
□ 3つ以下=熱中症危険度 30%
→疲れをためないで生活リズムをしっかり維持していってほしい
□ 4~6つ=熱中症危険度 60%
→既にもう軽い脱水傾向にあるリスクがあるため、生活習慣を見直すとよい
□ 7つ以上=熱中症危険度 80%
→脱水傾向の可能性が非常に高いため、今すぐ熱中症対策を

あきる野市 草花クリニック 下村暁医師
「外出時は、日傘などで直射日光を防ぐ、こまめな水分補給を心がけてください」
井上キャスター:
気象災害で水害や台風と聞くと「命がもしかしたら…」って思えるけれど、熱中症はそこにまだ直結しない。でも、多いときで日本だけで年間1500人ぐらい亡くなる年があるわけですよね。それだけ危険だというのは、肝に銘じるべきなのかもしれません。