初夏を思わせる暑さが全国的に観測。今後も気温が高い日が続くことが予想される中、専門家は「春の熱中症」への注意を呼びかけています。
各地で夏日 4月20日以降はどうなる?
南波雅俊キャスター:
この“暑さ”と“春の熱中症”について見ていきます。19日は東京都心でも24.9℃、山梨の大月では28.5℃となりました。
気象予報士 國本未華さん
「20日は夏日の地域がもっと広がりそう。熱中症対策、水分補給を忘れずに」
気象庁が4月13日に発表した「全国の1か月の気温予報」によりますと、特に「東北から九州にかけて気温がかなり高い」と予想されています。

熱中症警戒アラートも4月26日から運用が始まっていきます。
西村明宏 環境大臣(4月18日)
「暑くなる前の今の時期にエアコンの試運転の実施など、夏本番に備えた熱中症対策を励行していただきたい」
「春の熱中症」って? 汗のかき方に要注意
南波キャスター:
なぜ、春の熱中症にかかってしまうのでしょうか。
▼人間の体は気温が上がってから3~4日しないと体温調節がスムーズにできない
▼この時期、急に気温が高くなる日があると熱中症になりやすくなる
ただ体温調節は“汗”がポイントになってきます。
あきる野市 草花クリニック 下村暁医師
「同じ気温、室内の温度で同じように過ごしても、なる人とならない人がいる」

“汗のかき方”がポイントになってくるのですが、そのチェックができるセルフチェックシートがあります。