原因はマスク・スマホ

▼長いマスク生活
マスク生活が当たり前になって、会話など、口を動かす動作が極端に減少。あごの筋肉・関節の使用頻度が低下しました。
さらにマスクの着用で呼吸がしにくく、普段しないあごの動きをすることで顎関節症をひき起こす要因に。

▼長時間のスマホ
前を向いてリラックスした正常な状態では、上下の歯はほとんどあたらず、わずかな隙間が空いています。
しかし、スマホ使用時はうつむくため、下あごが出て上下の歯が接触。長時間同じ体勢をとることで、知らない間に噛みしめる癖がついてしまうのです。
▼ストレス
長いマスク生活によるストレスも、歯の噛み締めや、歯ぎしりなどの原因になります。
セルフケアでリスクを減らそう

宮本歯科医師に、顎関節のセルフケアを教えてもらいました。
▼指が3本入る位大きな口を開ける(5~10回)
➡あごの関節や周りの筋肉を緩めてくれる
▼人差し指と中指で500円玉位の円を描くようにほほからあごにかけての横の筋肉をほぐす
➡血行が良くなる
宮本歯科医師:
耳の前あたりに、口の開け閉めをする筋肉がついています。この筋肉が傷んで固まってくると、顎関節症になります。
今後マスクを外すことで、口を閉じようとして歯に力が入ってしまうことも考えられます。‟口は閉じていても歯はリラックス”することを心がけてください。
(ひるおび 2023年4月18日放送より)














