奥能登で500年以上前から伝わる、揚げ浜式塩田の塩づくりが18日から始まりました。
石川県珠洲市清水町の「道の駅すず塩田村」では、18日朝、仕事始めに当たる「塩浜祝(しおはまいわい)」の神事が行われ、関係者が酒と清めの塩をまき、作業の安全と豊作を願いました。去年は長梅雨の影響などで、生産量は5.6トンと例年の7割程度に留まりましたが、ことしは6トン以上の生産を目指します。

伝統の製法を受け継ぎながら、すず塩田村の塩づくりは10月中旬ごろまで続きます。