この夏、閉館予定の「中野サンプラザ」で警視庁が交通安全コンサートを開催し、飲酒運転の根絶を呼びかけました。

今年7月に50年の歴史に幕を下ろす東京・中野区の商業施設「中野サンプラザ」で、警視庁が交通安全コンサートを開催し、音楽隊が演奏やカラーガードが演舞を披露しました。

コンサートの前には警察官らが通行人にチラシなどを配り、飲酒運転の根絶を呼びかけました。

警察庁がまとめた去年の全国のデータによりますと、飲酒運転は、飲酒していない場合と比べおよそ7.1倍も死亡事故につながりやすいということで、警視庁野方警察署の原島栄造署長は「春夏の行楽シーズンに向けて『飲んだら運転しない、させない』を改めて徹底してほしい」と呼びかけています。