鈴木完吾さん製作 からくり作品の数々

東北芸術工科大学卒業後も、からくり時計の製作を続けた鈴木さんは、その後、1分ごとの時間の経過を「書いて」知らせる「タイムキャッスル」を発表します。



からくりの魅力について鈴木さんに聞くと…。
鈴木完吾さん(当時)「材料はすべて無機質だがそれが動いたときにまるで生きているように見える。そこがカラクリの面白さ」「見た目から深く中に入っていってなぜこれがこうなっているのかとか、そういうロジックを見て感じとってほしいなと思う」
鈴木さんは古くから伝わるからくり人形などに刺激を受けたということです。
最近はこんな発表も。

地球儀に時計が入った、球体型の機械式世界時計です。

そして今、大きな話題になっているカップ麺のタイマー。
台にカップ麵を置くと、その重みで台が徐々に下がり、3分が経ったところで鐘が鳴ります。電池を使わず、重さが動力です。
最近は3Dプリンターを駆使して作品づくりをしているという鈴木さんに今後について聞くと「これからもワクワクするような作品を作っていきたいと思います」とのこと。
今後はどんなワクワクを届けてくれるのかたのしみですね。