田植えなどで水の需要が高まる時期を控え、愛媛県松山市の石手川ダムの貯水率は平年を大幅に下回る状況が続いていて、松山市の上水道では15日から3パーセントの自主節水が行われることになりました。

少雨の影響で松山市の水がめ、石手川ダムでは、去年12月から取水制限が行われていて、14日午前0時の貯水率は78.2パーセントと平年を10.6ポイント下回っています。

そのため、ダムの利水者などでつくる石手川渇水調整協議会は、15日から松山市の上水道について新たに3パーセントの自主節水を行うことを決めました。

松山市は、25パーセントの減圧給水を継続することにしていて、1人1日、バケツ一杯10リットルの節水を呼びかけています。