愛媛県西条市に住む60代女性がSNSで副業に勧誘された末に、補償金名目などで約740万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生しました。
警察によりますと、女性は8日、SNSで知り合った日本人女性を名乗るアカウントから、動画を見てスクリーンショットを送る副業を勧められ、実際に数百円の報酬が得られたため、信用してしまいました。
その後「高額な報酬を受け取れる作業を紹介する」などと言われた女性は指示に従い、10日から12日の間に、計約65万円分の電子マネーを送金したり、現金を振り込んだということです。
すると「操作ミスがあり、グループ内の全ての人が被害を受けた」
「補償金を振り込んでください」などとメッセージが届き、14日と15日に計約675万円分の電子マネーを送金したり現金を振り込んだりして、それぞれだまし取られたということです。
女性はさらに現金を要求されたことを不審に思って警察に相談し、30日、被害届を出しました。
警察は副業名目で勧誘して少額の報酬で信用させ、大金をだまし取る詐欺が多発しているとして、注意を呼び掛けています。
注目の記事
びわ湖の水位「-71cm」で“道”や“石垣”現れる 漁師たちは大打撃「次世代が漁をしていけるのかが一番問題」県などに改善求める声

「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】









