静岡県南伊豆町の精神科病院で職員が入院患者に暴行を加えていた問題で、県が病院に対し再発防止に向けた改善計画書を求めたことを受けて、病院の代理人弁護士が4月13日、県の指導に従う意向を明らかにしました。
県は12日の記者会見で、昨年発覚した精神科病院「ふれあい南伊豆ホスピタル」の暴行問題について、准看護師が大声を出している患者の口に粘着テープを貼ったことや、人目につく場所で患者が恥ずかしさを感じる介護をしたことなどについて、精神保健福祉法に抵触すると判断し、病院に改善計画書の提出を求めていました。
これを受けて、病院の代理人弁護士はコメントを発表し「指摘を重く受け止め、県の指導に従い、速やかに改善策について報告するようにいたします」と県の意向に沿う姿勢を示しました。職員による入院患者への不適切な対応については「真摯に反省し、職員に対する再教育を徹底するとともに、再発防止に努めてまいります」などとしています。
県は改善計画書を4月28日までに提出するように求めていて、これを確認した後、引き続き指導する方針です。
注目の記事
【きょう千秋楽】ウクライナ出身力士・安青錦 初優勝で史上最速の大関誕生なるか 戦火を逃れて来日→41年ぶりのスピード出世で関脇に【サンデーモーニング】

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】

「段ボール箱の中に女の子が…」刑事のもとに飛び込んだ一本の無線 広島市小1女子児童殺害事件から20年 当時の捜査員が語る“事件を教訓に芽生えた思い”

【Snow Man】がもたらす地方への恩恵 大型イベントで浮き彫りになる地域課題も…専門家が指摘する「ホテル増設が進まない」3つの理由









