2025年4月13日に大阪・関西万博が開幕することにあわせ、会場予定地では岸田総理も出席して「起工式」が行われました。
日本での開催は20年ぶり、大阪での開催は55年ぶりということになりますが、どのような万博になるのでしょうか?
開幕まで2年 総理出席で起工式
熊崎風斗キャスター:
2025年の4月13日、「大阪・関西万博」が開幕します。どんな万博になるのか、見ていきます。

4月13日に起工式が行われ、岸田総理が出席しました。今後、パビリオンなど施設の建設が順次スタートし、いよいよ本格化してくるぞ、というところまで来ています。
ではどのような万博になっていくのでしょうか。
【2025年 大阪・関西万博】
▼テーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン」
▼期間:2025年4月13日~10月13日
▼想定来場者数:約2820万人(1970年 大阪万博:約6421万人)
▼153の国と地域が参加を表明
▼会場:大阪・夢洲
→万博開催後の2029年にIR統合型リゾート開業を目指す(政府は認定する方向で調整)
大阪・関西万博 目玉パビリオン施設は?
会場には、木造建築として世界最大規模となる“屋根を有するリング状の建物”が建設される予定で、会場自体は東京ドーム33個分の大きさになっています。
【出展予定のパビリオンなど】
▼日本ガス協会・ガスパビリオン「おばけワンダーランド」
“お化け屋敷”ではなく「おばけたちと未来社会を体験する」体験型のパビリオン
▼空飛ぶ車の試乗(検討中)
▼会場内の支払いはキャッシュレス決済

井上貴博キャスター:
間違いなく世界最先端の都市の未来の形がそこにあって、それを子供たちが見ることでまた国際社会に羽ばたいて行く。
田中ウルヴェ京 スポーツ心理学者(博士):
1970年の大阪万博に3歳のときに行ったんですね。「かっこいい」とか「未来ってこんなになるんだ」とワクワクしたことを覚えている。子どもにとって「すごい!」となるような、色々なものがあるといいなと思いますよね。
建設費高騰で入場料未定 開幕まで問題も山積
熊崎キャスター:
今わかっているだけでも想定外のこともある、ということです。
【大阪パビリオン“目玉”】
▼「アンチエイジングライド」座るだけで血管年齢などを自動診断することができる
→計画時に比べ製造コストの高騰などで設置見送り
【夏から販売予定の前売り券】
▼当初は大人6000円程度を予定
→建築資材や人件費など高騰を受け、価格を引き上げて秋以降の販売を検討