渋谷を暴走する“違法”な電動キックボード。Nスタハリコミ取材班がとらえた暴走電動キックボード。その実態とは?

■急速に普及!その裏で…

最近街でよく見かける「電動キックボード」。その名の通り“電気で走る小型の車両”です。規制緩和の動きも進み、個人で買うことはもちろん、シェアリングサービスも充実しています。

利用者 
「電車に乗って電車を待つ時間で着いちゃうので、足のように使ってます」

一部業者のレンタルでは、ヘルメットを着用せずに楽しむことができ、爆発的に普及しているのです。

ところが今、身近で便利な乗り物「電動キックボード」が一部の“心無い利用者”によって“大問題”を引き起こしています。

■危険な瞬間 暴走であわや!“無法地帯”

“危険運転”が特に目立つというのが東京・渋谷。その実態を捉えるべくハリコミ開始!すると!

Nスタ
「速い、速い、4人で並んでる」電動キックボードの集団が車の横をスレスレで通過!!さらに…

Nスタ
「音楽を聴きながら電動キックボードを乗っています」イヤホンを付けての運転は東京都では“条例違反”。これには、タクシーの運転手も…

タクシー運転手
「あれはちょっと危ないですよね」

Nスタ
「道路の交通事情はいかがですか?」

タクシー運転手
「結構、無法地帯状態」

“無法地帯”になってしまった渋谷…今度は交差点を走行する2台の“電動キックボード”が…すると次の瞬間!!Nスタ
「反対車線にうつりました!交通ルールを完全に無視しています」

急いでいたのか?強引にセンターラインを越え、まさかの“反対車線”へ。さらにハリコミカメラが捉えたのが!

Nスタ
「電動キックボードがスクランブル交差点の真ん中で停止しました」

都内では2021年の1年間で電動キックボードが関わる事故が68件と急増しています。本来、電動キックボードは“道路の左側”を走らなければいけませんが、こちらの3人組は広がりながら真ん中を“迷惑走行”。

Nスタ
「信号無視です」

堂々と“交通ルール”も無視!!