いとし子 命の集い
5月11日、空襲によって亡くなった12人の子どもたちを供養しようと、宮崎大学教育学部附属小学校で「いとし子 命の集い」が開かれました。

森山さんは、この集いに今回、初めて出席。当時の状況を絵画を使って子どもたちに伝えました。
(画家 森山 修さん<二科宮崎支部長>)
「6、5、4、3、2、1年、最後尾に高等科の生徒がみんなが遅れないように、列になって急いで帰っていたと思うんです。下級生が直撃ですから、どうしようもありません」

森山さんが描いた戦時中の絵画のうち4枚が学校に寄贈されています。


(6年生)
「私、は今実際ここで、戦争や爆弾の怖さを絵で見ても伝わってくるから、実際いた人たちはもっと怖いだろうなと思って、戦争の怖さを改めて感じた」
(5年生)
「今は平和な世界だけ、どこんなのが落ちていたんだなと思うと、正直言ってめちゃくちゃ怖いです」
「みんなが仲良くなれるような世界をつくっていきたい」

争い事をしてもつまらない
「戦争の記憶をかたちに」
森山さんは絵筆に思いを込めて描き続けます。

(画家 森山 修さん)
「争い事をしてもつまらないなということを知ってもらうう。そして、一度しかない人生ですから、楽しんで素晴らしい毎日を送ってもらいたい」
※MRTテレビ「Check!」5月11日(水)放送分から