今やスマートフォンでの写真撮影が当たり前となっていますが、若者の間ではフィルムカメラが密かなブームになっています。スマホ全盛の時代に、なぜ手間とコストのかかるフィルムカメラが支持を集めているのでしょうか。


「3・2・1(カシャ)」
「(カシャ!)」
「(カシャ!)」

3月、鳥取県米子市の湊山公園。
花見客は、見ごろを迎えたサクラや家族・友人との記念写真の撮影に夢中になっていました。

使っていたのは、スマホ。
撮った写真は友達と共有したり、SNSに投稿したりと色々な楽しみ方がある中…
 
花見客
「(Q.加工しますか?)します。可愛く見せたい。可愛い思い出を残しときたい。」
「足細くしたりとか、たまに顔隠したりとか。」

若者から多く聞かれたのが撮った写真の"加工"です。
ある調査では、10代から20代のおよそ3割が週に1回以上は写真を加工すると回答(*出典 https://app-liv.jp/articles/140685/ )。アプリなどでの写真の加工は、今や当たり前となっています。      

一方で、こんな若者も。
 
花見客
「卒業式とかもそれこそ持ってきた友達もいるから、チェキと写ルンです使って撮りました。エモい感じで撮る。」
「友達がフィルムカメラ使ってよく撮ってます。」