和食や洋食を問わず食卓に欠かせない「玉ねぎ」。実は5月は国産玉ねぎが激安になる時期ですが、天候不良で平年の約2.5倍の値段となっています。さらに上海のロックダウンや円安も重荷となる見通しで、厳しい状況が続きます。

■玉ねぎ価格高騰 平年の2倍以上に

井上貴博キャスター:
天候不順、農作物への影響、玉ねぎに着目してみます。
東京・練馬などにあるスーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長は今年の玉ねぎの価格について、「平年の約2.5倍の値段です」とコメントしました。

平年が(2L・3玉)170円前後だとすると、いま店頭では380円ぐらいになってしまっているということです。

■国産玉ねぎ 本来なら…

産地によって北海道での理由と北海道以外での理由が分かれているということもわかりました。まず基本情報です。玉ねぎは国産の6割以上を北海道で生産しています。北海道では春に種をまいて、秋に収穫する。そして通年市場に出回るという形です。北海道だとある程度一旦乾燥させることができますので、秋に収穫して次の収穫時期まで通年市場に出回ります。私たちが口にしている国産の多くは北海道産ということが言えるのかもしれません。

北海道以外の本州・沖縄では、秋に種をまいて春に収穫するという形です。3月以降にあのみずみずしい新玉ねぎが店頭に出回ります。5月の今の時期はみずみずしい新玉ねぎを口にするケースも増えていきます。

ベースとして北海道産が通年ある上に、今の時期はみずみずしい新玉ねぎがありますので、本来であれば今の時期は玉ねぎの値段が安くなるはずなのです。
先ほどのスーパー「アキダイ」の秋葉社長によると、「玉ねぎは5月が激安。国産だけで十分な量が出回る」とのことです。